仕事で「問題」に直面した時に読みたいおすすめ本2選
仕事をしている人は皆、大なり小なり何らかの「問題」という壁にぶつかると思う。
人に聞けばすぐ解決することのできる正解のある「問題」から
未だかつて誰も行ったことのないビジネスチャンスに挑み毎日が正解のない「問題」と
その人の直面しているステージや環境によって「問題」は様々で、さらに誰一人として同じ問題を抱えていることはないといっても過言ではない。
そんな多種多様な「問題」にこのブログを読んでいるあなたが直面してしまった、もしくは現在直面している場合、
どのような方法で解決の糸口のヒントとなるエッセンスをさがしているのだろうか。
人に相談する。
ネットで検索する。
ひたすら自分の頭で考え自問自答する。
本を読む。
やり方は様々だが、私がおすすめする方法は本を読むということだ。
本というものは先人たちが今、直面している「問題」に過去すでに直面しており、
また、何らかの策を投じ、解決したものから失敗したことまですべて、その作者が長い人生をかけ考えた「問題」の対応策を我々は「読む」という行為で疑似体験でき、さらにものの何時間かでその「問題」に対する解決する糸口を吸収することができるのだ。
さらに本は10万部売れれば大ヒットといわれている。
逆に裏を返せば10万人程度の人間しか読んでいないということになる。
本というものは読めば読むほど「問題」に直面した際に
解決するための自分の引き出しの数を増やしてくれる。
しかも多くて10万人程度しか読んではいないのでたった数時間本を読むだけで
他人と圧倒的な差をつけることができる。
今回はそんな「問題」に直面した際に必ず何らかの解決の糸口となるヒントが豊富に転がっている本を5冊紹介したいと思う。
①何らかの交渉事で「問題」直面した際に読むと良い本
影響力の武器
著者:ロバート・B・チャルディーニ
社会で騙されたり丸め込まれたりしないために、私たちはどう身を守れば良いのか? ずるい相手が仕掛けてくる“弱味を突く戦略"の神髄をユーモラスに描いた、世界でロングセラーを続ける社会心理学の名著。待望の第三版は新訳でより一層読みやすくなった。楽しく読めるマンガを追加し、参考事例も大幅に増量。ネット時代の密かな広告戦略や学校無差別テロの原因など、社会を動かす力の秘密も体系的に理解できる。
この本の作者は常になにかしら人に騙されて損をする毎日を送っていた。
その中でなぜ人は騙されてしまうのか。
騙されないようにするためにはどのようにすれば良いかという事を社会心理学をもとに様々な実験の事例などを紹介している一冊である。
人が騙されてしまう巧みな心理学の事例は
交渉等で相手に対して有効な一手となるだろう。
この一冊はそんな交渉のヒントがたくさんちりばめられている。
ぜひ一度手に取って読んでもらいたいおすすめの本である。
②物事について深く分析が必要な「問題」に直面した際に読むと良い本
ビジネススクールで身に着ける思考力と対人力
著者:船川淳史
グロービスマネジメントスクールの人気講師であり、サンダーバード日本校の客員教授も務める船川淳志が、21世紀のビジネスパーソンに求められる「思考力」と「対人力」に焦点を絞った1冊。
この本はビジネスマンなら必ず読んでおいて損はないと言っても過言ではない。
大きく分けて2つの「思考力」と「対人力」というビジネスで必要なスキルにフォーカスした内容が記載されている。
今回はその中でも「思考力」という部分にフォーカスしておすすめをさせていただく。
この本には思考力を鍛えるためのケーススタディだけでなく、
ある物事を考える際、頭の思考回路を明確に整理するための考え方や
固定概念を無くした思考回路に頭の構造に変化させるためのノウハウなど
「考える」という作業を効率的に、さらにはより深くまで思考を巡らせる作業を行うための方法が凝縮され詰まった一冊となる。
まとめ
上記にて本を紹介させていただいてるが、ただ本を読んだだけでは意味がない
本を読んだ際に実際に自分の現状の「問題」とリンクし具体的なイメージができているかが一番重要だと私は思う。
この記事を最後まで読んでいただいた方に感謝の意を述べつつ、「問題」が解決する方向に向かっていくことを願う。