社会人1年目で転職したいと思ったときに確認する大切な5つの事
社会人1年目は誰でも転職を一度は考える。
学生という立場から、夢をみて社会人の一歩を踏み出し、人生の新しいスタートをきった社会人1年目。
はじめは会社に入り、同期と呼ばれる仲間と共に研修を受け、初めての花金で今後の未来や将来のやりたいことについて夢をお互い語っている。
そんな学生時代の延長のような生活から一変、研修が終わり、様々な部署に配属されOJTという形で実際の社会人での仕事を学んでいくという人がほとんどだろう。
希望の部署や仕事につけた人、つけなかった人。
上司が癖のある人であったり、携わる仕事の取引先が曲者で毎日、神経を使いながらのやり取りをしなければいけない。
仕事を覚えていないので雑用的なことを毎日やらされている。
残業時間が長く、自分のプライベートな時間がない。
など、不満を上げるときりがないぐらい「働く」ということは悩み事が常に起こり、神経をすり減らしながら毎月お給料を会社から頂く。
そのような不満だらけの中で、実際、入社前と入社後のギャップに戸惑いを隠せず、仕事を辞めたい、転職したいと誰しも一度は考えるだろう。
今まさに上記のような悩みで悩んでいる人が読んでいるならこれから書いてあることを一度自分に置き換えて考えてみてほしい。
社会人1年目で3人に1人は会社を辞める
NHKニュースに記事が上がっていた。
大学卒業後3年以内で会社を辞める若者は3人に1人というデータが厚生労働省のまとめにより判明したという記事である。
社会人1年目だけにフォーカスすると、年々、企業努力により労働環境の整備や国のストレスチェック導入など、社会で働く人々がより気持ち良く働けるよう改善されつつあり、実際年々離職率というものは減ってはきているが、3年目だとほぼ横ばい状態である。
そのような中、なぜ若者は離職したり転職を行うのか、
少しデータは古いがこのようなアンケート結果が発表されている。
離職理由のトップは労働時間、休日、休暇 の条件がよくなかったという理由のようである。
本当にそれだけでせっかく入社した会社をやめるのだろうか。
少し疑問に思う。
ただ、蓋を開けてみれば、毎日会社に出勤し終電まで働くような労働環境も中にはあるだろう。
そのような環境化の中で現在、仕事を辞めたい、転職したいという人がいるとするのであれば、その場の勢いではなく、じっくり考えてから決断して欲しいと思う。
もしかすると単に甘えているだけで、自分の考え方の物差しが短いだけなのかもしれない。
そんな自分の現状を把握する術を今から伝えるので全て当てはまらないようであれば、すぐにでも環境を変えることをおすすめする。
①自分は今、1人で仕事ができているか確認する。
当然人は1人では仕事はできない、ここで言う1人で仕事ができているかという意味は「自分で裁量を持ち、行動できる仕事を1つでも任せてもらえているか」という事を意味する。
入社して実際の仕事の地味さにギャップを感じている人も多いだろう、資料作りや先輩との商談同行、電話対応などなぜこんな仕事をやらされているのかと不満を持っている人も多いかと思う。
ここで1つ考えてほしい。
自分で判断し行動できる仕事を1つでも任せてもらえていないのに違う環境に行こうとしているうちはおそらく、次の環境に変わったとしても同じ思いをするだろう。
他人から見えている自分はまだ、その程度の仕事しかできないと判断されているのである。
極端な言い方をすると自分はそのやりたくない仕事のレベルでしかないという事である。
仕事を1人でできるようになるまでは、今の環境で努力することをおすすめする。
②10歳年上の先輩が今どのような仕事をしているか細かく確認する。
今自分が働いている10歳年上の先輩がどのような仕事をしているのか確認してみよう。
その姿が憧れるような姿なのであれば、是非その先輩に社会人1年目の時の話を聞いてみるといい。
同じような悩みを感じ、乗り越えていったからこそ今があると思う。
相談すればきっと、あなたに良いアドバイスをくれる事だろう。
逆に憧れるような姿ではない場合、将来自分の理想とはかけ離れた仕事をしている可能性が大いにある。
その場合は一度今の環境で大丈夫なのか考えてみたほうがいいのかもしれない。
③上司が会社の未来について語っているか確認する。
仕事というものはつらい時の方が多い。
ただ、仕事というものに人は、人生の大半の時間を費やすことになる。
どうせ時間を費やすのであれば楽しいに越したことはない。
その中で直属の上司が会社の未来について楽しそうに話しているだろうか。
会社の文句ばかりいい、仕事のミスの責任を部下に押し付け自分は何もしない。
そんな上司がいるのであれば即刻環境を変えるべきだろう。
逆に楽しそうに話しているのであれば、一度深く話を聞いてみるのも良いかもしれない。
④自分の市場価値はどの程度なのか確認する。
ここが一番重要だと私は考える。
仮に会社で仕事を早くから任せてもらい、会社の中では仕事ができると思っているが、実は社会という枠でみた際に市場価値は低かった。
なんて話はよくあることだと思うが、実際に自分の市場価値はどの程度なのか把握しているだろうか。
確認する方法はいくらでもあるが市場価値を知るために転職サービスに登録することを強くおすすめしたい。
今すぐの転職意思がなくても転職サービスで最新情報を常にキャッチしておくことで、スムーズに転職できるだろう。
おすすめの転職サービスとしては
自分の市場価値を診断できるMIIDAS(ミーダス) という転職サービスがある。
是非登録して自分の市場価値を確認してみると良いだろう。
またMIIDAS(ミーダス) のオファーはすべて「面接確約」なのでスムーズに環境を変えることが可能である。
オファーが来るのはちょっと、、という方には業界最大手のリクルートキャリアが運営する転職サイトのリクナビNEXT へ登録をするとよいだろう。
リクナビNEXT にもグッドポイント診断という自分の強みを把握する診断コンテンツがあるのでそちらも登録後に受けてみるのも良いかもしれない。
登録するだけであればどちらも無料なので是非おすすめする。
⑤自分の意思を確認する。
転職したい=今の現状がつらいだけ、の場合であることが大半である。
2~3日経っても一向に転職したい、仕事を辞めたいという意志が固いのであれば、
環境を変えることをおすすめする。
ただ、意思が変わっているようであれば、もう一度、今の環境で努力することで、また違った考え方やものの見方ができるような成長が待っていることもある。
まとめ
基本的に仕事は地味で面白い事の方が少ないものである。
自分に甘えている部分や考え方の物差しが短いなんてことは社会人1年目であれば仕方のないことだと思う。
ただ自分で考えるという行為が大事であって、必ずしも環境を変えることだけが、最良の選択肢ではないことも理解してほしい。
悩み考えた先に明るい未来が待っているのである。